サイトリニューアル時のページリスト作成
サイトリニューアル時に手間がかかるのが、既存サイトのページを把握して、ページリストを作成する作業。特に大規模なサイト、CMSから出力されたページが多いサイトなどでは、1ページずつURLを拾い上げるのは現実的ではありません。僕は昔からWebsite Explorerを利用してURL一覧(サイト内データ)を取得し、Excel形式に保存して利用しているのですが、ページリスト作成の工程や活用シーンとしては、スタッフ間共有や新URLの追加などがあるので、Googleスプレッドシートにアップロードして展開するようにしています。
- Website ExplorerでURL一覧を取得する(※大規模なサイトは時間がかかります)
- Excel形式で出力。実際使うのは「サイト内データ」
- 不要なセルを削除したりと、基本的な体裁はExcelで整える。僕の場合は階層構造をより見やすくするために罫線を使って親子関係を明確にするようにします
- Googleスプレッドシートに読み込む
アンカーリンクのUIが秀逸で、ページアクセスにストレスがないです - 新サイトを作成する際、右隣に1列セルを追加して新URLを記入していく
ついでにMETA descriptionやOGP情報、備考欄など適宜つくる - 旧URLと新URLのセルだけピックアップして不要な一部URLを一括置換で消去し、テキストエディタにコピペして301転送用の.htaccessを作成する
ちょうど今、数百ページのWebサイトのリニューアル中ですが、上記のやり方をもって全体の把握もしやすく、スムーズに移行ができています。クライアントとも共有していて、お互いが必要な情報を付加し、不要な要素を削除しながらの進行。齟齬や漏れといったミスから解放されて品質管理に役立つほか、サイトを作り上げるライブ感も共有できるところがいいなと思います。