NoteWebディレクター・ハラヒロシのブログ

デザインに化学反応を起こすコピーを

日常たくさんのデザインをしているわけですが、ドキドキする瞬間といったら、そのデザインを誰かに見せるとき、でしょうか。上司、担当者、クライアント…。「おおっ!」って喜んでもらったり、意外と冷静な反応だったり、「なんか違うんだよなぁ」って言われたり。でも、相手の反応を受ける前に、ちゃんとボールを投げておくことは大事かと思います。簡単にいうと”これこれこういう意図でデザインしました”っていうひとこと(コンセプト)を添えること。もちろん、説明しなければわからないデザインでも困りますし、たいていは理解してもらえるのですが(でもそれは、過信かもしれない)、担当者のその先に決裁者がいるときなど、こちらからの主旨説明があるとないとでは通り方が全く違います、よね。「なんか違う」というのも主観レベルかもしれないので、主観だけで却下では、なんとももったいない。
コンセプトを提示するのは当たり前のことだけど、スルーしてしまうこともある。「いいと思ってもらえる」と過信してしまうのは危険。デザイン=気配り。気配りの努力は怠ってはいけない。
広告はビジュアルとコピーのケミストリー。デザインを説明するのもコピーライティングだ。自分のデザインに化学反応を起こすような、ひとことを…。