長野県軽井沢町で、別荘・住宅の設計施工を行う建築事務所 株式会社one it様のブランディングを支援しました。ブランドコンセプトの策定から、キャッチコピー、ロゴ、名刺、お客様用資料、Webサイトと展開しています。
伝えたいのは、「シンプルで肩ひじ張らない、心豊かな暮らし」。見る人に理想の暮らしをイメージしてもらうこと、「ぴったりの建築事務所を見つけちゃった感」を抱いてもらうことを目指しました。
軽井沢の森の中で 肩ひじ張らず シンプルに暮らす
one it
Branding Web Graphic
Outline
Planning
one→it 心豊かな軽井沢暮らしを。
軽井沢を、たまに訪れるリゾート地ではなく「暮らす場所」と考えている人をターゲットに設定し、届け方を考えていきました。理想をかたちにする過程を楽しむ姿勢、物質的な豊かさより、心の豊かさを大切にする考え、これこそがone itらしさだと定義。印象的な社名に絡め、「こんな暮らしがしてみたい…」という抽象的な要望を「one」、それが具体的なかたちになったものを「it」と定義。「one→it 心豊かな軽井沢暮らしを。」というコンセプトを、制作の軸としました。
代表の方の雰囲気に合う英単語(Simple、Natural、Easygoing)を、デザインのキーワードにしています。
代表の方の雰囲気に合う英単語(Simple、Natural、Easygoing)を、デザインのキーワードにしています。
Copywriting
軽井沢の森と暮らす。
One day, in the forest,
軽井沢の時間の流れ、森と調和して暮らすことを、軽井沢の森「と」暮らす、と表現。one it で叶えられる暮らしを、シンプルに伝えるコピーを考えました。
サブコピーには「ある日、森の中で」という意味合いの英文を使用。物語の書き出しのような表現で、森暮らしが始まる予感を伝えます。あとに続きがあることを表現するため、あえて , で終えています。
サブコピーには「ある日、森の中で」という意味合いの英文を使用。物語の書き出しのような表現で、森暮らしが始まる予感を伝えます。あとに続きがあることを表現するため、あえて , で終えています。
Design(Logo)
代表が気に入っていた、one itを小文字で打った時の印象を活かしたロゴにしました。曖昧なone(暮らしの理想)が具体的なit (家) になる、というブランドコンセプトを体現しています。独自の幸福観を持ったお客様の、オンリーワンな暮らしに寄り添った家づくりを「one」「1」に込めました。
Design(Web)
写真がよく映えるデザイン、レイアウトを心がけました。ハーフトーンの写真がよく映えるよう、背景色には完全な白や黒は使わないようにしています。
メインビジュアルは、建物が森に馴染むような瞬間を使用。すごくゆっくりズームすることで、森の静かな印象を表現しています。
メインビジュアルは、建物が森に馴染むような瞬間を使用。すごくゆっくりズームすることで、森の静かな印象を表現しています。
Contents
理想の軽井沢暮らしをイメージしてもらえるよう、Karuizawa lifeというページを提案しました。実際のお宅と暮らしを一日かけて撮影し、午前、午後、夕方の3つのシーンを写真と一言で伝えるコンテンツです。
情緒的すぎずかつ具体的すぎず、暮らしのリアルがほどよく感じられるよう、セミドキュメンタリーで印象的に見せています。
Flowでは工事の流れだけでなく、家づくりをもっと気軽にしたいという代表の思いや、抽象的な暮らしのイメージが、具体的な家のかたちになっていく過程を伝えています。
情緒的すぎずかつ具体的すぎず、暮らしのリアルがほどよく感じられるよう、セミドキュメンタリーで印象的に見せています。
Flowでは工事の流れだけでなく、家づくりをもっと気軽にしたいという代表の思いや、抽象的な暮らしのイメージが、具体的な家のかたちになっていく過程を伝えています。
Technology
Portfolioページは、写真をたくさん見せつつ単調にならないよう、いろいろなサイズ・位置に画像を入れられる設計にしました。
Design(Graphic)
デザインブック
開いたときに、軽井沢の森の中に来たようなイメージと、「どんな家にしよう、どんな家になるんだろう」というわくわく感を持ってもらえることを目指しました。
ひとつの箱の中に、写真や書類、カードが入っており、それぞれ異なる質感の紙を使っています。活版印刷を惜しみなく使い、シンプルでありながら細部にすごく凝っているという印象に仕上げました。開いたときに現れる葉っぱは、実際の葉っぱを使って版画のように表現しています。
名刺
デザインブックの外装にも使った紙と、活版印刷でしっかり文字が凹むボード紙の合紙で厚手に仕上げました。デザインブック外装の紙が割とパキッとして滑らかめの紙なので、ボード紙を使うことでラフなイメージをプラスしました。
開いたときに、軽井沢の森の中に来たようなイメージと、「どんな家にしよう、どんな家になるんだろう」というわくわく感を持ってもらえることを目指しました。
ひとつの箱の中に、写真や書類、カードが入っており、それぞれ異なる質感の紙を使っています。活版印刷を惜しみなく使い、シンプルでありながら細部にすごく凝っているという印象に仕上げました。開いたときに現れる葉っぱは、実際の葉っぱを使って版画のように表現しています。
名刺
デザインブックの外装にも使った紙と、活版印刷でしっかり文字が凹むボード紙の合紙で厚手に仕上げました。デザインブック外装の紙が割とパキッとして滑らかめの紙なので、ボード紙を使うことでラフなイメージをプラスしました。
Project Data
- Client
- 株式会社one it
- Place
- 長野県軽井沢町
- Launch Date
- 2024.3
- Url
- https://oneit.co.jp/
- Industry
- 住宅・建築・不動産 暮らし
- Director
- 神保美月
- Art Director
- 清水大蔵
- Designer
- 清水大蔵
- Designer
- 百瀬陽香
- HTML Coder
- 長張由布
- Engineer
- 長張由布
- Writer
- 神保美月
- Photographer
- Koji Nakao