戦争ト玩具展 -戦時下の子どもたち-
ギャラリー82で8月16日まで開催中の『戦争ト玩具展-戦時下の子どもたち-』へ。ポスターなどのアートディレクションは今回もズズ木下さん。陸海空バージョンがあります。さすがの木下さんクオリティ。
戦時下の子どもたちが親しんだ木製の装甲車や紙製の軍艦、日本軍を描いたすごろくや絵本など軍隊や戦争を題材にしたおもちゃの数々を紹介する。
戦争中は、子どもの玩具にも戦意高揚の戦時教育が浸透していたことがよーくわかる、貴重な資料の数々。たとえば、小倉百人一首に代わる「愛国百人一首」を国が作って、引き続き子供向けに同様の効果を狙う「愛国イロハかるた」が企画されたりと。
夏に開催されている戦争展は毎回行っていますが、ほんとうに見ごたえあります。これを見ると、今後こういったことが起きないようにと願わずにはいられなくなりますね。