NoteWebディレクター・ハラヒロシのブログ

ソール・ライター展

ソール・ライター展
セミナー後、すこしホテルで仕事をしてから、渋谷Bunkamuraで開催中のソール・ライター展に行きました。事前にドキュメンタリー映画を観て、特に1950年代のカラー写真のシリーズに期待していましたが、やっぱり期待以上でした。
ファッション業界から一線を退いてからの写真の多くは、日常を切り取ったもの。見逃してしまいそうなちょっとしたところに、こんなにも美しい風景があるのだなと気づかされます。ソール・ライター自身が「私たちが見るものすべてが写真になる」といっていますが、もともと観察力のない自分には耳の痛いひとことです…。それにしても、ソール・ライターは傘がかなり好きみたいですね。(と、これを書いているときに森、道、市場で傘を差す人多かったということに気づく。あぁぁ…観察力…汗)
感動したのはそればかりではありませんでした。写真だけじゃなくて、絵もすごかったこと。事前にソール・ライターの絵を予習していなかったので、テンションがさらに右肩上がりに。
ニューヨークは学生時代に訪れて、デザイナーを目指すきっかけにもなった場所。そんな場所の素敵な写真に、憧れは増すばかりです。