フェイスブックが危ない（文春新書）

フェイスブックが危ない　守屋 英一（著）　文春新書
“日本IBMの「シニア セキュリティー アナリスト」で、経済産業省、警察庁等の設置した機関の構成員も務めるセキュリティーの第一人者が、安心して使うための実践的なノウハウを伝授する”
Facebook批判の本ではありません。便利なツールである一方、危険な面があるということをしっかりと把握し、安全に利用するための方法を学びましょうといった内容です。
Facebookが生活に密着し、リアルな人間関係をそのまま映し出すプラットフォームになっているいま、Facebookのどんなところにリスクがあるのかを知っておくことは大切。Facebook自体、仕様が変わることで良い面だけでなく悪い面もクローズアップされ、こわいなと思う場面に遭遇する人も多いのではないかと思います。
プライバシーの設定はもちろん、企業に属している人間として注意すべき点やSNSガイドライン策定の事例などについて、わかりやすく解説されています。物事を多面的に見るに、こういった切り口の本の存在はありがたいです。とても参考になりました。