NoteWebディレクター・ハラヒロシのブログ

歴史を遡って学ぶ

官僚たちの夏TBS系ドラマ「官僚たちの夏(原作・城山三郎)」を毎週食い入るように観ています。昭和30年代の通産官僚と産業界の奮闘を描いたもので、豪華俳優陣が熱い戦いを繰り広げるかなり男臭いドラマ。敗戦後の復興について、政治と産業界の構図という視点で捉えた内容がとても新鮮で、とにかく釘付け。自分が生まれる10~20年前のことなのに、こんなにも無知だったんだ。
「官僚」って良いイメージがなく、そうなってしまった構造的な問題もドラマの中で見て取れる部分もありますが、様々な立場で様々な思惑がぶつかりながら国の発展のために身を削って働く人がいてこその今であり、功罪があるというのがわかります。この時代の関心度がかなり増しました。
ドラゴン桜(13)そして歴史の学び方について、ドラゴン桜13巻を読んで目から鱗でした。「現代から遡っていくこと」、「”なぜ”で結びつけること」、「感情を推測すること(誰が誰に対してムカついたのか)」など。たしかに、自分が生きている時代から遡って”なぜ?どうして?”と追いかけるように勉強したほうが歴史に対する関心が大きくなるような気もします。もっとはやく、自分が生まれる直前の歴史にフォーカスできたらよかったなぁ…。

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