数字を見て、数字以外を見る
デザインでキレイにお色直ししても、たとえば、ページビューやコンバージョンや検索上位表示なんていう目でみえる数字で成果がなければWebサイトとしては落第。ただ、Webの場合は無数の指標があるので一発で万事OKとはなかなかいかないです。部分的に上手くいかないケースもどうしても出てきます。
昔は誰もそれすら気づかずに放置だったのが、Webの価値が高まるにつれて「検証・改善」がワークフローに取り込まれてきていることはとてもよいことだと思います。うまくいかなかったことに気づき、うまくいくように考えるフローです。
そこは学習し、結果が出るような設計をして、結果を出すようにフォローしていく。小手先の技術や数字だけ追って改善しようというのではなくて、上流から下流まで隅々まで見ていくこと。で、上流ってどこから?ディレクションやデザインがスタートではなく、市場を知り、相手を知ることでしょうか。平たくいうとマーケティングとか仕組みとか。いま、Web事業部では「一日一力」で試行錯誤中。2ヶ月ぐらいかけてあれこれやってます。知識ベースですが、自分も含めそれが”知恵”になることを願います。
なんか、とても当たり前なことを言っているエントリーになっちゃいました。なんせ、毎月20日前後がクライアントに提出するレポート作りのピークなので。その結果を見ながらあーだこーだ考える時期なのです…。