らしさとは?を楽しく学ぶ
レストラン経営者・阿留さんのモヤモヤ、エルくんに相談。
Instagramのフォロワーは順調に増えている。料理の写真も好評で、「いいね」もたくさんもらえる。なのに、なぜか新規のお客さんが増えない。阿留さんは、そのモヤモヤを抱えたまま、エルくんに話を聞いてもらうことにした。
今回の相談者
阿留 伝手さん(38歳)は、長野市内でイタリアンレストランを営んで7年になる。料理へのこだわりは誰にも負けない。地元の農家から仕入れる旬の食材、季節ごとに変わるメニュー、常連客との顔なじみの関係——それが自分の店の強みだと思っている。
Instagramは2年前から始めた。毎日とはいかないが、料理の写真や季節のメニューを週に数回投稿している。フォロワーも少しずつ増えて、「おいしそう」「行ってみたい」というコメントももらえる。
でも、新規のお客さんが思ったより増えていない。「行ってみたい」と言ってくれた人が、実際に来てくれているのかどうかもわからない。営業時間や予約方法をDMで聞いてくる人もいるが、毎回同じことを返信するのも手間だ。
「SNSをちゃんとやっているつもりなのに、何が足りないんだろう……」
(誰も拾わない)
打ち合わせの帰り、阿留さんは車の中でふとスマホを開いた。自分の店のInstagramを見る。写真はきれいだ。おいしいという声はもらえている。でも、ここから「行こう」と決めるための情報が、どこにもない。営業時間も、予約方法も、アクセスも、お店がどんな思いで料理を作っているかも。
「そうか。出会う場所は作れていた。でも、決めてもらう場所がなかったんだ。」
スマホを閉じて、エンジンをかけた。明日からやることが、少し見えた気がした。
「Instagramはやっているけど、問い合わせにつながらない」というご相談はよくいただきます。SNSをしっかりやっているからこそ、次の壁にぶつかっている状態です。
SNSは出会いの場として機能しています。でも「この店に行こう」と決める瞬間に、人はもっと詳しく知りたくなります。そこに受け皿がなければ、その気持ちはどこかへ消えてしまいます。
Webサイトはすべてを更新し続けなくていい。あなたのお店の"らしさ"——こだわり、想い、どんなお客さんに来てほしいか——それを届ける場所があれば、SNSで出会った人が「行こう」と決めてくれます。伝えたいことが言葉にならなくていい。一緒に整理することができます。
デザインスタジオ・エルは「超えるをつくる」を合言葉に「らしさ」をかたちにする、ブランディングデザインの会社です。
Webサイト制作やグラフィックデザイン、企業理念やキャッチコピーのご依頼やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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