らしさとは?を楽しく学ぶ
美容室オーナー・髪結さんのモヤモヤ、エルくんに相談。
開店のときに気合を入れて作ったWebサイト。でも気づいたら、スタッフの写真は古いまま、メニューの料金も変わっている、更新しなきゃと思いながら、何も変更できないまま時間だけが過ぎていた。髪結さんは、その後ろめたさを抱えたまま、エルくんに話を聞いてもらうことにした。
今回の相談者
髪結 さらさん(43歳)は、長野市内で美容室を営んで8年になる。スタッフは自分を含めて4人。こだわりのカラーリングと、お客さんとの丁寧なカウンセリングが評判で、リピーターも多い。
独立するとき、知人のデザイナーにWebサイトを作ってもらった。コンセプトも丁寧に考えて、写真も撮って、「これでちゃんと発信できる」と思った。Instagramも始めて、施術の写真を定期的に上げている。
でも、Webサイトはあのときのままだ。スタッフが1人増えたのにプロフィールは3人分のまま。カラーのメニューも料金も変わったのに、古い情報が載り続けている。「更新しなきゃ」と思うたびに、どこから手をつければいいかわからなくて、結局また後回しにしてしまう。
「Instagramはできてるのに、なんでWebサイトは続かないんだろう……」
(誰も拾わない)
打ち合わせの帰り、髪結さんはそのままサロンに戻った。閉店後の静かな店内で、パソコンを開いて自分のWebサイトを見た。スタッフの写真は確かに古い。料金も変わっている。でも、一番気になったのはそこじゃなかった。ことばも写真も、今の自分たちの空気感と少しズレている気がした。
「そうか。古いんじゃなくて、ズレてきてたんだ。」
どこから手をつければいいかわからなくて後回しにしていたのに、今日は「ここを直せばいい」という気がした。パソコンを閉じて、明日スタッフの写真を撮り直そうと思った。
開店のときに作ったWebサイトが、いつの間にか「なんとなく古い」状態になっていく——よくあることです。更新できないのは、忙しいからだけではありません。「何のために更新するか」が見えなくなっているからかもしれません。
Webサイトを育てるとは、情報を足し続けることではありません。「これは今の私たちらしいか」を問い続けることです。ズレに気づいて、少しずつ直していく。その積み重ねが、長く愛されるWebサイトになっていきます。
「どこから手をつければいいかわからない」という状態で相談していただくことが多いです。今あるWebサイトを一緒に見ながら、次の一手を考えることができます。
デザインスタジオ・エルは「超えるをつくる」を合言葉に「らしさ」をかたちにする、ブランディングデザインの会社です。
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