いだてん最高じゃんねぇ
NHK大河ドラマ「いだてん」まさかこんなに面白くなってくるとは…。僕はもともと、「大河ドラマは戦国もしくは幕末であるべき!」といったものは全く求めておらず、歴史を学べればいいと思っているほうなので、大河っぽくないなと感じつつも十分楽しめていました。でも、ここ何週かぐらいから、なんだか様子がちがってきて。
いだてんの背景は近現代史。教科書に載っていない物語の興味に、ドラマの持つ物語がここにきてバチバチとぶつかり合うようになってきて。あれもこれも、すべてつながっている!というクドカンマジックに狂乱しながら、面白さと泣きが、倍々になりながら交互にやってきます。そこにはこの時代を走り抜いた人たちの「道」が見える。そしていつしか全体が大きな河のように…あれっこれってまさに大河じゃん!という感じ。自分が生まれる少し前の時代から、現代につながり、未来へと紡いでいく。人と人がリレーしている感じがたまらない。毎年、大河ドラマ最高!って言ってるけど、今年も最高です。
「いだてん最高じゃんねぇ!」