アート・オブ・デザイン #6
Netflixオリジナル『アート・オブ・デザイン』。エピソード6は、アメリカのグラフィックデザイナー、ポーラ・シェアのドキュメンタリー。代表作はシティバンク、MoMa、ザ パブリック シアター、マイクロソフト、ティファニーなど。今年gggでの展覧会でトークイベントも開催されたようですね。
ドキュメンタリーではペンタグラムの内部や、デザイナーに指示をおくる様子、制作の過程、プレゼンテーションなど、トップオブトップのオーラがすごくて、やはり刺激的だし憧れちゃう。2回繰り返し見てしまった。意外だったのは、かの有名なBoston『幻想飛行』のカバーアートが、(世の中には受け入れられたけど)自身は好きではない、というくだり。デザインとアートの狭間で…という感じなのでしょうか。
インターンシップの学生さんがこのドキュメンタリーに感化されてMoMA行ったらしいです。すごいねその行動力。たしかにこれ観たら行きたくなっちゃう。僕も学生時代に行ったけど、NBCやニューヨークタイムズの印象がいまだ記憶に強烈で。しばらくストリートビューで過去を巡る旅をしてしまいました。旅行から3年後の2000年に作ったHardrock Taxiも、このまさにこんな残像から生まれたので、ニューヨーク旅は僕にとって大きな行動だったなと思います。
▽NBCスタジオと、イエローキャブ。