ファイナルに向かっていく時間の体験
ものづくりをしている端くれとして、『進撃の巨人』の原作やアニメはもちろん、あらゆるプロモーションのスケールやアイディア、許容性と柔軟性などで圧倒的な”巨人感”を味わえることに尋常ではない刺激を与えてもらっているので、これにはどっぷりつかりたいと思います。
いよいよクライマックスに向かっている感じは、情熱大陸での作者コメントだったり、来年秋に放送予定のアニメ版のシーズンタイトル「ファイナルシーズン」、現在開催中の「進撃の巨人展FINAL」といったラベリングからも明らかで、この「ファイナルに向かっていく時間」をリアルタイムで体験する感じ、ざわざわします。
というわけで進撃の巨人展FINAL、行ってきました。アートワークからしてめちゃくちゃカッコいい。
入ってすぐ壁の中か壁の外どちらかからしか入れないという選択肢を与えたり、原画に合わせ壁面に言葉や絵を組み合わせたり、20m以上の超大型スクリーンに原画をダイナミックに動かしたり…と、進撃の巨人が持つ物語性やメッセージ性を存分に味わうことができます。特に印象的だったのは、音声展示「最後の風景」。作者が現在構想中の最終話を「音」だけで表現、展示するというエリア。想像力が掻き立てられ、聞き終わったあとの、やはりざわざわした感じが強烈に耳の奥のほうに残りました。
オープニングシアター
遠目から壁画を見て楽しみ、近くに寄って原画を楽しむ。いい演出。
原画の世界「衝突と死闘」
9つの巨人の解説。わかりやすい。
1分の1ジオラマシアター「巨人大戦」。大好きな「E.M.A」の曲とともに、壮大な戦いが。震える…。
現物展示「惨劇の気配」。雷槍とかマフラーとか貝殻とか。
原画の世界「英雄たち」。ちなみに、僕が進撃の巨人のなかで一番好きなシーンがこれ。
音声展示「最後の風景」。
ネーム&インタビュー「物語を創ったもの」
あぁ、ざわざわする。。社内にも友人にも多くのファンがいるので、ぜひこの展示行ってほしい…。