バナーから読み取るデザインの意図 – 実践
前回のエントリー「バナーから読み取るデザインの意図」を、試しにやってみました。対象は以下のバナーデザイン。
バナー制作の背景・対象
- 採用担当者向け
- 人材を採用するのにコストがかかって困っている
- リクナビダイレクトなら広告費0円で採用活動を始められる
デザインのポイント
- 採用担当者が共感する「悩み」をコピーとして使う
- ビジュアルも「悩み」をダイレクトに表現する素材を使う
- 写真の彩度を落とすことで悩みの強さを強調する
- 影のデザインを強調することで悩みの強さを強調する
- 「チェック」を使ってターゲットの悩みが顕在化され自分事となる
- 文字は黒、チェックはオレンジとコントラストをつける
- 「採用担当」「0円」の文字を大きくすることで伝えいたい部分をキャッチーに
- 斜めに配置することでメッセージ性がより力強く
- 青とオレンジの補色関係で強い印象に
- クリックを促す場所に暖色と三角形を使い視線とアクションを誘導する
よく見慣れた感じの「採用担当者が困っている」表現でも、人物写真の彩度を落としたり、影がドロップシャドウではなく矩形で強調してあったりと、「困っている」表現に新たな気づきがありました。見慣れている、と思ってしまったのはよくないなと思いました。