ひとつながり
先日公開したBSCウォータースポーツセンターのデザインをするとき、メインビジュアルを全画面ヒーローヘッダーにするか否かは随分迷いました。結果、びわ湖のイラストを全面にあしらい、その余白を要素で配置していくところに落ち着きました。ヒーローヘッダーは迫力あって捨てがたいと思いつつ、ファーストビュー~スクロールしていく流れのなかで、全体の世界観を連続的につなげていくことでBSCさんらしさが表現できるのではないかと思ったからです。
こういった手法は、それを僕は2012年のCSS Nite in SHINSHU, Vol.1で「ひとつながり」と表現しています。サイト構造を考えてワイヤーフレームに落とし込んだとき、ひとつひとつのブロックを分断するのではなく、相互につながっていくようにデザインするのがポイントです。