すいません、ほぼ日の経営。
川島蓉子さんがほぼ日の経営者としての糸井重里さんにインタビューする『すいません、ほぼ日の経営。』読了。
いわゆる経営理論の本ではないですが、糸井さんの哲学がそこかしこに感じられる、金言の宝庫で、いつも手元に置いておきたい。糸井さんですらあれこれ悩んで経営していらっしゃる。勇気もらえる一冊です。
- いい悪いで判断すると、みんなが同じになる。クリエイティブはひとりの人間が本気で好き嫌いの正体を探っていく
- クリエイティブには供給源が必要
- 働き方改革で「集中して生産性を高める」はちょっと怪しい。生産性が上がる=質のいいアイデアがたくさん生まれること
- 企業の風土を決めるのは「なにがかっこいいか」ということ
- つよさとは、現実にする力
- 誠実は姿勢である
- 行動しなければならない。いつまでという期限も含めて、責任を持つうえでやっていく
- 信頼を得るには、農業のような地道な努力が必要。手に入れるまでとても時間がかかる
- 上が聞いてくれないと文句言ってる人が、上がどんどん聞いてくれるとなったときどうするか、本気度が問われる
- おもしろい提案を引っ張り上げることのできる先輩にならないと、後輩から相談してもらえなくなる
- 社員がじぶんの幸せをそれぞれ追求する環境をつくることが「メシを食える」ということ
- じぶんのリーダーはじぶん
- いい方向があるから、そこに向かう航海図を描く