西郷どん完走
NHK大河ドラマ『西郷どん』最終回。涙。涙。「おいの死と共に、新しか日本が生まれるとじゃ」最後は自分の命とともに武士の世を終わらせた。わかっていても泣ける。大久保が「吉之助さぁ!」と何度も叫ぶシーンは悲痛だ。初回で糸が銅像見て「うちの旦那はこんな人ではない」といった理由も、さらりと回収されていて、気持ちよかった。
どの大河ドラマでも多彩なリーダー像に触れることができますが、幕末は本当にいろいろなリーダーがいますね。本作でも西郷隆盛、大久保利通、島津斉彬、島津久光、徳川慶喜、桂小五郎、岩倉具視…挙げればきりがありませんが、それぞれのリーダーシップ、苦悩と葛藤の両面を存分に垣間見ることができて、1年間本当に楽しめました。
西郷、大久保とも最高のキャスティングだったほか、個人的には、熊吉、久光、大山綱吉、愛加那、幾島がよかったな。
関連して1QQの質問より。
Q:20代の人にオススメする1冊は?
『日本を創った12人』。日本の独自性はいつ、誰によって、いかにして創り上げられたのかという切り口で12人の歴史上の人物が紹介されています。歴史が好きになってから、いろんなリーダー像を紐解くのが好き。20代はひたすらモノづくりに励むとよいけど、30代になったら人を引っ張っていくことが大事。
この本では大久保利通が、よくも悪くも日本の官僚制度を作った人物としてピックアップされていますよ。