NoteWebディレクター・ハラヒロシのブログ

ツルネ

先日、高校の弓道部の友人からアニメ『ツルネ ―風舞高校弓道部―』のことを聞いてさっそくGYAOで視聴。初回からいきなり「早気(はやけ)」ネタが出てきたり、舞台モデルが長野県(長野高、長野西高)で、道場や駅など観たことある景色がある!と、いっきに吸い込まれました。これはハマりそうだ…。
弓道の話はこのブログで何度もしていますが、守破離、真善美、平常心、三位一体…とさまざまな精神性があります。「働くってなんだろう研究所」で「道」について触れましたが、その思考は弓道の影響です。一般的に「弓を引く」という言い方をするけど、実は「弓を押す」ものであり、押手が大事と習います。弓道の所作はすべてにおいて左右均等であり、押し引きの力が等しくなければ矢を放つことができないのです。
久しぶりに弓道教本を手にしてみました。当時はあまり興味がなかった、弓の歴史のところが面白く感じたりします。それこそ「道」と思うからでしょうか。その友人とも話しましたが、またいつか一緒にやりたいなと。
話はもどって、「ツルネ」というタイトルの目のつけどころがいいなと思いました。弓道はいろんな用語や型があるけど、ツルネとは「弦音」。矢が放たれる瞬間を刻む音。僕も日々の仕事のなかで、体が左右均等に開き、自然に、気合の発動とともに、いいツルネを発したい。
教本