大人の修学旅行
史跡や文化財の歴史を知っていて訪れるのと、知らないで訪れるのとではだいぶ違います。大河ドラマは本編だけでなく直後の紀行コーナーも楽しみにしているのですが、これを見るたびに、大人の修学旅行に出かけたい気分になります。これまで歴史的背景を知らないままなんとなく訪れている場所も多くて、再訪問したいところもたくさんあるなと。
信州出身の幕末の偉人といったらまず思い浮かぶのが佐久間象山。松代は散策によく出かけるのですが、今日は佐久間象山宅跡へ。隣接する(象山が御祭神として祀られている)象山神社では節分祭が行われていました。象山宅跡の敷地は878平方メートルで下級武士としては広く、母屋、道場、学問所などがあったとのこと。象山暗殺後、佐久間家は断絶して屋敷は藩に返され、建物も壊されているのでほとんど何もないのですが、部屋の場所が示してあるので、イメージが沸きます。当時どんなだったかなぁと思いにふけってみるだけでも、十分修学旅行が成立した気がします(家から車で20分なので旅行とはいえないけど)。