MAZDA DESIGN
2018年の一冊目は『MAZDA DESIGN』。マツダが追い求める、人の手によって生み出される美しい造形と躍動感あふれるデザイン、そしてブランド戦略。その思想や造形についてまとめた本です。オーナーになって2年の間に、MAZDA DESIGNに”触れたい”という機会が継続的にあって(Webサイトの記事、CM、店舗など)、そのたびにブランドが好きになっていく感覚があります。そんな自分の体験というフィルタを通しながら読んでいくと、ブランドとは何か、人と車とデザインの関係性とは何かを紐解いてくれる言葉がたくさんあります。日経デザインが出している本なのでビジネス+デザインという点で、デザイナーの琴線に触れる一冊かと思いました。
全て同じに見せるのではなく、全て同じに感じさせる。小さな点が、ひとつの存在感となり、あるべきデザインを重ねたその先に、やがてブランドが宿る
エルもそうありたいなと、心に留めたいと思います。