NoteWebディレクター・ハラヒロシのブログ

広辞苑記念日

今日5月25日は『広辞苑記念日』で、初版(登録語数20万語、定価2,000円)が発行されたのが1955年だそうです。会社には第二版(1969年)と、第二版補訂版(1976年)の2冊が置いてあります。僕は子供のころから辞書が好きで、授業半分そっちのけでずーっと辞書を眺めていたり、大学入って以降、20代のころは毎年必ず『現代用語の基礎知識(自由国民社)』を買っていました(ちなみに、学生のときに授業を受けていた言語学の稲垣吉彦先生(元NHKアナウンサー)は、自由国民社が主催する「新語・流行語大賞」の選考委員でした)。
辞書や編集に興味のある人なら、2012年本屋大賞で大賞を受賞し、アニメ化・映画化もされた『舟を編む』がおすすめ。辞書編集に十数年という年月を費やすという、想像を絶する世界(のんびりやっているわけではない。むしろスピード感さえある)。その地道で途方もない作業に情熱を注ぐモチベーションに、神々しい輝きがあります。