山田さん(仮名)メソッド
より広く、より深く、専門性と戦略性の高い知識・スキルが求められる時代。さまざまな職種のパートナーとチームを組んでプロジェクトを進めることが増え、方々のプロフェッショナルな知識とスキルに驚かされながら、成果物のレベルを引き上げてもらう。そんな仕事のやり方はとても楽しいです。
その専門性を生かすためにも、窓口となる自分自身が”山田さん(仮名)と山田さんのスキル・考え方”を理解したうえでクライアントに話ができなければ宝の持ち腐れです。普段意識しているのは、山田さんの仕事のスキルや考え方を聞いたら、それを議事録的にメモを残すということ。議事録はまさしく議事の記録ですが、その記録に残らない会話や空気やストーリーの中で山田さんメソッドが詰まっています。山田さんが発する気に留まったことをメモしてあとでまとめる。僕にとってはそれは読書と同じで、インプットとアウトプットをすることでの血肉化です。なるべく山田さんになりきって話ができるようになると、山田さんにジョインしてもらってからもスムーズにいくはず。単なる知識の押し売りではなく、山田さんが最大限に活きるディレクションをしたいものです。
余談ですが、僕はもともと話を聞くことが得意ではなく、さらに飲み込みが悪いと自認しています。だからメモしないとマズい!と思いながら日々過ごしています。