thee第8回公演 『暗い日曜日』(の台本)
今日2月6日(土)・明日7日(日)に公演する長野市の演劇ユニット・theeの新作『暗い日曜日』。本当は前日のゲネプロと、本編は今夜観に行くはずだったのですが、あいにくのインフル明けのため、一応大事をとって残念ながら見送り。ch.book出張カフェの『赤い日曜日』も飲み損ねた。悲しい…。そんな状況のなか、長峯さんが台本を送ってくれました。嬉しい…!という自分のなかのプチ悲喜劇。
リアルな悲喜劇はぜひ劇場にて。さっそく台本読ませてもらいましたが一息で60ページ、やはり面白い。出演者3人の演技はこれまでのthee公演で何度も観ているので、頭のなかに想像で舞台を作って読み進めていく…これはけっこう乙だ。thee追っかけのなせる業か。もちろん生で観る演技の世界観には遠く及ばないだろうけれども、台本も情景豊かに書かれているので十分楽しめます。処刑台を舞台に、神父と製図屋と役人という奇妙な取り合わせの3人の男が繰り広げる一体感のあるやりとりの中に、クスクス、ゲラゲラ、ゾクゾクが満載です。そしていつものように、じわりグサッと刺さるものがあります。観た人うらやましい。
thee第8回公演『暗い日曜日』
あらすじ:
高台から町を睨みつける、大きなノッポの処刑台。
今はもう動かないその処刑台を、再び百年休まずにチョッキンチョッキン動かしたい役人。意地でも動かしたくない神父。どっちつかずの建築家。3人の愚直な男どもが、不離一体で突き進む、ある日曜日の悲喜劇。
出演:
雪之丞DIE/鈴木大地/月原康智
上演日時:
2016年2月6日(土)
13:30開場/14:00開演
18:30開場/19:00開演
2016年2月7日(日)
13:30開場/14:00開演
会場:ギャラリー花蔵(長野市東町147)