NoteWebディレクター・ハラヒロシのブログ

ぼくらの仮説が世界をつくる

ぼくらの仮説が世界をつくるぼくらの仮説が世界をつくる
佐渡島 庸平(著)
『宇宙兄弟』、『ドラゴン桜』、『働きマン』などの人気漫画の担当編集者を経て、作家エージェント会社「コルク」を起業した佐渡島庸平氏の著書。以前「プロフェッショナル仕事の流儀」にも出演されてましたね。
データを基にした仮説では新しいことは生まれない。自分の感性や価値観を重視し、日々なんとなく集まってくる情報を大切にしながら大胆に仮説を立てて、それを証明せよ、と。
自分も分析とか調査をする前に、今の自分ならこうかなといったん想像したりラフをメモしたりするようにしているので、この考え方はとても共感もてました。ただ、新しいことを生み出すという意識が足りないな…と。単に自分の仮説に都合のいいように情報を集めているだけのような気がしました。反省。それに気づいただけでも読んだ価値十分。
・強烈な個性を持っているなら、それに合わせるように世間に仕向けるべき。
・ゴールに向かうために、連鎖の最初(ドミノの一枚目=基本)を徹底するのがプロ。
・本質を見極めるには、宇宙人だったらどう考えるか?という宇宙人的視点で考える。
業種は違えど、ものづくりの世界に生きる僕らに、常識を打ち破るためのあらたな知見と勇気を与えてくれる一冊。経験を積んできたからこそできることだし、自分の感性を信じて、型にとらわれず自由にやりたいものです。
「共感」とか「ファン」とか、昨日読んだばかりの『明日のプランニング 伝わらない時代の「伝わる」方法』に通じる内容でもありました。
『ぼくらの仮説が世界をつくる』佐渡島庸平|ダイヤモンド社 特設サイト