ナナのリテラシー 1
ナナのリテラシー 1 鈴木みそ (著)
来社いただいた東京のディレクターさんお二方と、長野駅前のそば屋で夕食。おすすめの本、マンガ、ドラマなどの情報交換がはじまるのがいつもの流れで、今日もたくさん情報を仕入れることができたのですが、ひとまず『ナナのリテラシー 1』をその場でKindle版を購入し、寝る前に読破しました。
女子高生の許斐七海が、職場体験として訪れた奇妙なITコンサル会社。天才コンサルタント・山田仁五郎とともに出版業界や電子書籍の現実や未来に触れていくことになります。かつてゲーム漫画で売れっ子だったけれど今は苦境にあえいでいるという、この本の作者である鈴木みそ先生が実際に電子書籍を出版するにあてっての実体験をもとに描かれていて、出版社が生き残る道筋や電子書籍発行のプロセス(コンテンツやフォーマットやお金のことなど)、売るためのあの手この手の手段…などをシンクロさせた、とてもリアリティのある業界ストーリーでした。けっこうアツい内容で、こういうの大好き…!
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