現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展
現代美術の傑作が集合したというヤゲオ財団コレクションの展示『現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展』。ヤゲオ財団は、世界有数の美術コレクションを持つ台湾の財団だそうです。変わった名前の展示ですが、現代美術の中核という意味で「ハードコア」と名付けられたとか。コレクションはどれも高額なものばかり。コレクター体験ができるゲーム「コレクターチャレンジ」という試みが面白く、架空の50億でどの絵を買うか?なんていう体験ができます。美術史的価値だけでなく経済的価値という観点から現代美術が「世界の宝」であるということを考えさせられるという視点は面白いです。
ちなみに自分のお目当てはオランダ出身の画家、ウィレム・デ・クーニング。1996年、学生時代のゼミ旅行で訪れたホイットニー美術館で観た「女」シリーズのインパクトが忘れられません。