MTのリッチテキストエディタ

ふだん自分がMovable Typeで記事をポストするとき、本文のフォーマットは「改行を変換」がほとんどで、WYSIWYGで編集できる「リッチテキスト」は利用してません。MT5.2からTinyMCEが導入されているのできっと使いやすくなっているのでしょうけど、いまだに昔のイメージで、不要なタグやクラスが勝手に付与される、HTMLの出力結果が満足に得られない、結果あとでHTMLを直すことになる…という印象が強いものですから。
出力結果が満足に得られないのは、タグやクラスの影響だけではありません。MT4など古いバージョンでは「リッチテキスト」で文章を入力する際、改行をいれるときにブラウザによってタグが異なる（IEだとpタグ、Chromeだとdivタグ）というなんとも不思議な現象が起こります（どこまでのバージョンかは調査してません）。これにはなかなかビックリしました。タグごとに装飾を変えている場合、意図しない崩れが発生する可能性があります。
そんなわけで意図したとおりに操るのが難しいリッチテキストさんですが、当然ながらリッチテキスト状態の成果物も多いですので、そこは投稿ルールをしっかり決めることで不要な操作を防いだり、装飾過多などバラつき発生を制限することはできるでしょう。最近はOSやブラウザのアップグレードに伴うあらたな”相性”不一致など含め、リッチテキストがらみの相談が多く、せっかくなのでリッチテキストエディタをちゃんと理解しようと思いドキュメントなどをチェック。ついでにエディタを拡張できるconfig.yamlあたりもチェック。
新しいリッチテキストエディタ | Movable Type ベータ
Movable Type 5.2 で新しくなるリッチテキストエディタ – Six Apart ブログ
Movable Type 5.2 のリッチテキストエディタを拡張する · movabletype/Documentation Wiki · GitHub
Movable Type 5.2 のリッチテキストエディタを config.yaml で拡張する · movabletype/Documentation Wiki · GitHub