えんぱーくの建築とサイングラフィック

所用で、塩尻市にある「えんぱーく（塩尻市市民交流センター）」に行きました。どんな建物か全く無知だったのですが、足を踏み入れた瞬間、とても素敵な空間に目が奪われました。”街と市民を繋ぐ建築として「壁柱」の新しい構造システムを軸に空間を構成”という設計とのこと。壁と柱の両方の役割を持つ「壁柱」が空間を隠したり見せたり…という独特な世界を作っています。また、太陽のコート、月のコート、森のコート、水のコートと名付けられた吹き抜けもあり、ちょっと場所が変わるだけで表情もがらりと変わる印象。
建築系の権威ある賞をいろいろ受賞しているそうです。中の施設としては図書館、市の施設／分室、民間のオフィス、商工会議所から成り立ている5階建ての建物で、至る所に設置された明るく開放的なワークスペースで多くの学生が勉強に励んでいました。ノートPCを使っていたり、さながら「ノマド」なビジネスマンのようです…！そこにはある種のステータスを感じました。
特に惹かれたのはサイングラフィック。寺田尚樹さんという方がデザインされたようです。Webサイトでその一部を見ることができます。
SHIOJIRI CITY COMMUNICATION CENTER・LIBRARY – Works | TERADADESIGN ARCHITECTS
えんぱーく