Google Analyticsのイベントトラッキング
最近、単独のページ内でJavaScript等を使って遷移させたりしてコンテンツが成立するサイトをいくつか制作しています。こういったサイトの場合、通常のGoogle Analyticsの設置だけでは、そのページのどの場所を見たのか(ユーザーがどこをクリックしたのか)が計測できません。
そんなときは、Google Analyticsの「イベントトラッキング」を利用すると、ページ上のユーザーの行動(ボタンクリックやダウンロード)を個別に計測することができます。
概要 – アナリティクス ヘルプ
イベント トラッキングは、ga.js トラッキング コード内でのみ使用可能な機能です。イベント トラッキングでは、ページビューとは別にページ上のユーザーの行動をトラッキングすることができます。たとえば、ページ上のガジェットをユーザーがクリックした回数を知りたい場合、イベント トラッキング呼び出しを使用してガジェットにタグを設定することができます。そのガジェットに対するすべての操作がアナリティクス レポートの [イベント トラッキング] セクションに表示されます。また、イベント トラッキングの合計数は、ページビューの合計数とは別に計算されます。これにより、合計ページビュー数と合計イベント数を区別することができます。
そして、以下のようなイベント計測が可能になります。
◎Flash ウェブサイトや Flash 動画プレイヤーなど、Flash を使用した要素全般
◎埋め込み AJAX ページ要素
◎ページ ガジェット
◎ファイルのダウンロード
◎データの読み込み時間