整理学
1月で定年退職を迎えられるデザイナーOさん、有休消化のため本日が最終出社日でした。デザイナーとして定年を迎えること、さらにずっと自分のこだわりを持ち、看板デザイナーであり続けたというのが、後輩の分際でなんですが、本当にすごいことだと思います。
僕は入社してしばらく、Oさんのお手伝いをさせていただいてました。とりわけ、データの取り扱い、整理方法には厳しくて、ちょっとインチキしたりするとすぐ見抜かれて怒られたりもしました。そのとき教わった整理学は、いまの自分の下地になっていることは間違いありません。
ここ10年以上一緒にお仕事をさせていただくことはありませんでしたが、そんな空白があっても、やはり受け継がれるものはちゃんとあって、会社が続いていくのは偉大な先輩達がいるからこそだと思います。
ちょっと遠くにある故郷に戻られるOさん。僕たちも、いいデザインができるようにがんばって、そのデザインに触れてもらえることができたらいいなと思いました。
ちょっとしんみりとした夜です。