新人研修は即ち社員研修だ
新人アシスタントデザイナーが入って1ヶ月半。午前中は各デザイナー監修の研修でWebリテラシー(池田)→HTMLとCSSコーディング(宗太)→デザインの基礎と実践(堀内)→インプットしたもののアウトプット(研修日報)。午後はOJT。
中期的な課題として試用期間中に一定のレベルに達してもらうべく日々進捗をチェック。定期的にWebリテラシーのテストを実施。これは勉強したことの暗記ではなく、与えられた課題に対して検索して調べるというテストで、池田くん案。宿題もあってなかなか盛りだくさんな毎日だけど、Web業界全体が成熟している中で、まずはWebクリエイターとして標準的なレベルにいかに短時間で達してもらうか、これは教わるほうだけじゃなくて教えるほうにとっても大きな課題です。
新卒でゼロベースなので、技術的な指導が大変な反面、吸収力はスポンジのようで、こちら側も手探りでありながら全員で育てていこうという雰囲気が好材料です。いま与えていることに対してまず自分で立てるようになってもらい、それを確認しつつ一段高いステージに上ってもらう。はやく上がっては欲しいけどバランス考えつつ。
毎朝、前日の日報を発表してもらっているのですが、各デザイナーが指導したことがいったん集約されて、全員に拡散共有されるという構図になるため、知らなかったことや再確認できることが結構あります。新人研修とはすなわち僕らにとっても研修のようなものだと思うわけです。自分のノウハウを提供したら、それ以上のものが返ってくるのではないでしょうか。
超多趣味女子で、クラシックギター、ブルース(など)、アメリカンバイク、俳句、書道、天然石…、20歳とは思えない渋い感じで、毎日いろんな引き出しを見せてくる。社長にもアタックしている。おもしろい子なんで、はやくここでデビューさせてあげたいです。