母アンナの子連れ従軍記

アンナ初日、満員御礼！｜門前暮らし スタッフ日記｜門前暮らし日記 より。
「長野・門前暮らしのすすめ」レジデント（研修）公演第2弾「母アンナの子連れ従軍記」を観に行きました。会場につくと既に満員御礼で、急遽スタッフの方が用意してくれたステージ脇の臨時席に座って鑑賞。会場の「蔵春閣」は古びたコンクリートがかっこよい要塞のような建物。
「東京の第一線で活躍している若手演出家と俳優、オーディションで選ばれた長野の市民キャストで構成するカンパニーが、長野・門前で10日間の集中的な稽古を行い創作」ということで、2時間弱の公演に、ダンスもたっぷり。ほんとに10日で仕上げたとは思えないぐらいの堂々っぷりに驚きました。ストーリーはドイツの劇作家・ブレヒトの代表作で、17世紀の三十年戦争下のドイツで、子供達と帆車を引きながら商人として戦争を生き抜き生計を立てて行く母アンナの物語。強くて、愚かで、悲しいことも力に変えていく姿が印象的でした。音楽や衣装などに現代的な演出がされていて面白かったです。
公演2日目（13日）は、13時と18時の2回公演です。