NoteWebディレクター・ハラヒロシのブログ

Photoshopでの写真加工

Webデザインをする際に、Fireworksメイン、Photoshopはサブという位置づけのため、グラフィックデザイナーだったときと比べて、Photoshopを使う機会というか、使う範囲がぐんと減ってしまいました。ほとんどが画像補正、リサイズ、トリミング、パス、ぐらいでしょうか。
MdNMdNの3月号の特集が「写真は撮影したあとが勝負!Photoshopで写真をクリエイティブに操る」というもので、興味深くパラパラ。「レタッチ」、「写真合成」、「色調補正」、「現像技術の再現」、「フィルム風表現」といった作例が掲載されています。
最近はInstagramなどのiPhoneアプリのおかげで、トイカメラ風の加工がボタンひとつでできてしまいますが、いやいや待てよ、昔はPhotoshopのフィルタを使って、試行錯誤しながらいろんな表現を探ってみたりしたよなぁ…という気持ちになって、久しぶりに特集に掲載されているいくつかの作例を、手順ひとつひとつ見ながら加工してみました。色調補正、光量、ぼかし、ノイズ…など、どういう機能を使って、どういう理屈で「~風」の写真になるのか、すごく勉強になりますね。
そもそも写真だって、自分である程度撮ってみないと美しい構図とか「~風」な雰囲気がどうやって成り立っているのかわからないし、撮影のディレクションだってできないわけで。「あんな風にしたい!」の、「あんな風」のパターンと、その仕組みの引き出しをどれだけ持っているか、こういうTips系の訓練でかなり幅が広がりそうです。
こちらは、「トイカメラ風の味わいある質感と色調を表現」を実践した例。
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