やってはいけないこと
本を読むのは、自分に合っているやり方かどうかをいろいろな選択肢や他人の経験から見つけだして、補正していく作業。
成功法則を書いた本は多いですが、これは失敗法則にフォーカスした本です。成功法則は、読んで成功した気分になっただけで終わったり、理想が高すぎて消化不良に陥って逆に自信をなくすこともあると思う。やってはいけない、という視点はわかりやすいなーと、あたまが柔らかくなった。会社や経営に対して思い描いていた理想みたいなものも覆されたりして、あーなんだ、これでいいんじゃないかと納得できることもたくさん書かれていました。
情報が溢れていて何が正しいのか何が自分にとって役に立つのか、結局は自分の選択眼が試される。僕はどちらかというと鵜呑みにしがちというか天の邪鬼でないというか、それは楽でもあり欠点でもあるのですが、毎日いろいろな場面で「選択」をしていかなければならない中で、選択眼は研ぎすませていないといけないわけですから、正しい選択ができるように「自分に合っているやり方かどうか」をたくさん仕入れて学習しないと。
やらなくていいことは、なんとなく30代前後になってわかってきたこと。
やってはいけないこと、も学んで成長したい今日このごろ。
経営のやってはいけない!~残念な会社にしないための95項目