「はじめに」

共著の発売は、11月末になりそうです。今回6人のデザイナーで分担して執筆しましたが、「はじめに」の文章を著者を代表して書かせていただくという大役を仰せつかりました。
僕の場合は初心者向けのTipsが多いので、これからデザインを始めようとしている人の立場に立つというのはなかなか難しかったりします。ときには難解な表現を使ってしまったり、（自分では当たり前のようにわかっている、という思い込みで）内容を端折ったりして、でもそのときは、気づかないまま。
「お前が書いたあの作例、どうやっていいかわからないんだけど」って身内（父）につっこまれたのは、自分の説明不足が招いたあまりにリアルなクレーム体験であります。
わかりやすく書くことも、デザインでもっといい表現を目指すことも、結局は「しっかり考えろ」ではないかと。具体的には「対話」と「ねばり」。これ、自分にはまだまだ足りない部分でありますので。昨日は社内でも個別にいい対話ができたような気がするし、これはしっかり続けていこう。
話が若干逸れましたが、「はじめに」の文章は編集の方にも”ハナマル”いただきました。難しいことは一切書いていません。ちょっとした気づきがあればそれで十分です。ちょうどいいタイミングで「東京に来ることはありませんか？」と聞かれたので、近日出版社のほうにもお邪魔したいと思います。

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