「まねる」「面倒臭い」
いったいこの方は年に何冊本を出しているのだろうか…。ブームだっていうのと、タイトルなどの切り口がしっかり練られているのでつい目に留まってしまうし手にとってしまう。最近はTwitterを始められて、1週間もたたずしてフォロワーが1万人に達しようとしています。この本はAERAでの対談の連載をまとめたムック。”まねることは学ぶこと”であり、ロールモデルを観察して愚直に取り入れて自分をバージョンアップする。まったくもってその通りだと思うし、対談されている方も興味あったので一読しました。良い人間関係を築いていくことも大事だし、本棚眺めながら”真似たい人”の本を繰り返し読みつづけるようなことをしてみたいなと思いました。
たまたま同じ日に買った「ドラゴン桜・12巻」にも似たようなことが書いてありました。こっちは”面倒臭い”を切り口に、人間は面倒くさがりやだから創意工夫する。前例を見習って解決するのが一番楽で効率的。頭は自分の力を極力使わずに楽をするために働かせるもの。数をこなしていくうちに自分流のルールをつくっていける…ときて、しまいには、自分で考えているということは何も考えていないということ!ときたもんだ。
だいぶ端折りましたが、この本のズバっとした切り口はとても面白く、マンガなんだけどページの端っこをついつい折ってしまいます。
AERA MOOK 勝間和代「まねる力」
ドラゴン桜(12)
ウルトラエルの本棚