NoteWebディレクター・ハラヒロシのブログ

Webとリアルの接触ポイント

先日とあるお店で、店長と熱心に話し込みながら商品の購入を決めました。店長をサポートして動いてくださったスタッフの方がいたのですが、自宅に帰ってそのお店のサイトを見たら、私たちのことをショップのブログに書いてくださったのです。その記事を読んでとてもよい気分になりました。
翌日店長に用事があったので電話をかけたら、ブログを書いた当人が取り次いでくれたので、「ブログ見ましたよ」と伝えたらかなりビックリされました。まさか、記事を読んでいるとは思わなかったのでしょう。スタッフの方とはほとんど話しをしていなかったのに、こちら(買い手)の心は既にガッチリと掴まれています。売り手も、ブログを通じて顧客から喜んでもらえたのであれば、ブログやってて良かった!と思ってくれるはず。
売り手と買い手双方がWebサイトを介して信頼関係を強くし、Webの価値を認識した、という実体験です。
購買時の行動パターンはすっかり「AISAS」。ネットでの購入や実際に足を運ぶ前はもちろん、購入後にもWebサイトで接触する機会が増えています。普段Webや広告の仕事をしている自分ですが、購入の意思を決めた後にWebを通じて強い接点が生まれた体験には、その効果の高さをわかっていつつも、改めてこりゃ参ったなぁと思ってしまったのです。そのショップが大好きになっちゃったんですから。