NoteWebディレクター・ハラヒロシのブログ

フェルマーの最終定理

フェルマーの最終定理内容(「BOOK」データベースより)
「17世紀、ひとりの数学者が謎に満ちた言葉を残した。「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」以後、あまりにも有名になったこの数学界最大の超難問「フェルマーの最終定理」への挑戦が始まったが―。天才数学者ワイルズの完全証明に至る波乱のドラマを軸に、3世紀に及ぶ数学者たちの苦闘を描く、感動の数学ノンフィクション。」
なんだか難しい本に手を出してしまった…。読むのに結構時間かけちゃいまいたが、途中挫けることもなく、解決に導くまでの100ページぐらいは一心不乱に読破しました。数論が理解できなくても、この挑戦がいかに困難であり夢のあるものなのかがよくわかるし、挑戦しつづけた多くの数学者や、証明に導いたワイルズの苦悩と執念と栄光がビシビシと伝わってきます。
特に、挫折の淵で敗北を認めざるを得ない状況で降り注いできた一筋の閃きの場面。感動的です。3世紀にわたる完全証明までのロマン。歴史群像ドキュメンタリーとして面白い本でした。

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