NoteWebディレクター・ハラヒロシのブログ

日本を創った12人

日本を創った12人中高生のとき授業で受けた日本史・世界史は好きなほうでしたが、教科書に書いてあることは遥か昔の事実、ぐらいに捉えていました。このところの歴史熱(自分でも意外なんですが)でいろいろな本を読んでいるうちに、いつしかつい最近の出来事、というように捉え方が変わりました。
それを明確に感じさせられたのが「日本を創った12人」という本。日本の独自性はいつ、誰によって、いかにして創り上げられたのかという切り口で、聖徳太子、織田信長、マッカーサー、渋沢栄一、松下幸之助…といった歴史上の12人を取り上げている本です。現在の日本と日本人にどのような影響を与えているかという視点が非常に面白く、所謂教科書に載っている歴史的事件・事実だけではない部分が興味深く書かれていて、“この人がこういう考えだったから今の日本はこうなんだ…”とか、逆もしかりで、いろいろ想像力がかきたてられます。いい影響、悪い影響の両面で書かれているのも面白いです。
なぜ日本人は葬式は仏寺で行い、盆踊りや初詣に行きながら、クリスマスや教会式をあげるのか。そういった日本人独特の宗教観を決定づけたのは聖徳太子である…。歴史の重要人物と今の私たち日本人の接点が見いだせる歴史論評本。

url 日本を創った12人 堺屋 太一