経済ってそういうことだったのか会議
佐藤雅彦(ピタゴラスイッチ、だんご3兄弟、バザールでござーるでおなじみのクリエイター)と竹中平蔵の対談。表紙のタイトルと2人の名前(の組み合わせ)が目に入った瞬間、なんだかグッとくるものがあり即購入。2000年発行で現在25刷というベストセラー。なぜ今まで気づかなかったのか…。
“経済の素人と気鋭の経済学者による、「経済とは何だ」というテーマについての対談集”なのですが、とにかく佐藤雅彦氏のクリエイターならではの鋭い切り口の質問が面白く、1ページ目の「牛乳のフタ」の話からぐいっと引き込まれました。対して竹中平蔵もその切り口からわかりやすい具体例に置き換えて経済を鋭く紐解いていく。
経済通には当たり前のことばかりかもしれませんが、入門書としては最適かと。経済用語の解説とか、佐藤雅彦氏による直筆イラストが差し込まれたりと、400ページの厚さを気にせずに読み進められる本です。
目下世の中は金融・資本市場ニュースが席巻。「手にとるように経済用語がわかる本」、「手にとるように株・証券がわかる本」も併読中。テーマ別に短く区切った解説本も、たまに買いなおすと勉強になります。気軽にニュースを知るなら「こどもアサヒ」とか。「池上彰の新聞勉強術」では新聞の併読を勧めていますが、それをやるにはもうちょっと早起きせねば…。日経とこどもアサヒじゃ併読の意味ないかな?
経済ってそういうことだったのか会議 佐藤 雅彦 (著)、 竹中 平蔵 (著)
手にとるように経済用語がわかる本 オフィステクスト (著)
手にとるように株・証券がわかる本 株式フォーラム21 (著)
池上彰の新聞勉強術 池上 彰 (著)
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