らしさとは?を楽しく学ぶ

-番外編 七-拙者のゲームができたでござる!
エルくんが主役のゲームが生まれた。その名も「ULTRA SWEETS」。
スイーツをぐるぐる回りながらひたすら上を目指す、ちょっと甘党なアクションゲーム。うれしさのあまり、作ってくれた sukoshi games さんに直接話を聞きに行ってきたでござる。
sukoshi gamesって、どんな意味?
エルくん
sukoshi gamesという名前が気になったでござる。どういう意味でござるか?
sukoshi games
あと少しだけゲームをやろっかなっていう、あのプレイヤーの後ろ髪を引く魔力を形にしたくて名付けたんだよね。私たちは情報を限界まで削ぎ落としたピクセルアートのゲームを作ってるの。必要最小限のドットとコードで最大の心地よさを生み出す職人的な姿勢に、sukoshiっていう言葉はこれ以上ないほどぴったりだったんだ。
ベイ・ハクライ
マスター・オブ・ミニマリズム・ゲームデザインでごじゃる
(誰も拾わない)
エルくん
あと少しだけのつもりが、気づいたらずっとやってしまうやつでござる!
アイデアはどこから湧いた?
エルくん
このゲーム、どこからアイデアが湧いたでござるか?
sukoshi games
相手をじっと観察して発見した“らしさ”の要素を組み合わせたの。とにかくエルくんのことを徹底的に観察して、コツコツ積み重ねて上へ向かう姿勢と、SNSで見かけたみんなでケーキを食べるキャッチーな一面を掛け合わせた結果“スイーツをはしごしながら、ひたすら上を目指すゲーム”が生まれたんだよね
エルくん
拙者のことそんなに観察してくれてたでござるか! 照れくさいでござる笑!
ドーナツをぐるぐる回るのはなぜ?
エルくん
ドーナツをぐるぐる回るという動き、どうやって思いついたでござるか?
sukoshi games
最初はね、城の壁にクサリガマを投げて上を目指す忍者ゲームだったんだ。ただ、プロトタイプを動かしているうちに、キャラクターが遠心力でビューンと飛んでいく姿がとにかく面白くて。だったら小難しいことは抜きにして、何かに飛びついたらぐるぐる回りだしちゃって、その勢いで発射した方が絶対笑える!と思い直して形にしたの
エルくん
そんな発想の転換があったとは!たしかにスイーツのほうがより拙者らしいでござる!
大変だったことは?
エルくん
作っていて一番大変だったのはどの部分でござるか?
sukoshi games
片手でカジュアルに遊べる画面タップの心地よさと、何より、あと少し、あと1回だけ!って思える絶妙な中毒性のチューニングかな。うわー次はいけそう!って悔しがってもらえる難易度のラインを狙って、何度も自分でテストプレイを重ねながらカリカリと調整していったんだよね。
エルくん
確かに、ぼくも何度もやってしまうでござる。これは偶然じゃなくて、緻密な計算だったでござるな
ゲームで広報を変えるとは?
エルくん
「カジュアルゲームで広報・採用を変える」というのは、どういうことでござるか?
sukoshi games
映像やパンフレットで企業を知る――そんなこれまでの手段の中に、新しくゲームで知るという選択肢があってもいいんじゃないかなって、私たちはそんな研究をしてるの。 文字で、私たちは挑戦する会社です!と説明する代わりに、ゲームのルールそのものに挑戦を入れ込んで、企業の空気を能動的な体験として伝える広報PRの形。私たちはゲーム専門の会社じゃなくて、本業は広告の企画制作なんだよね。長年培ってきたそのノウハウをゲームに横展開してるの。あとは単純に、自分たちモチーフのゲームがあるってテンション上がりません?(笑)
エルくん
テンション上がるでござる!! 読んでもらうより、遊んでもらう。そっちのほうが伝わることがあるでござるな
一番大切にしていることは?
エルくん
ゲームを作るとき、一番大切にしていることは何でござるか?
sukoshi games
少し気になるっていう小さなひっかかりと、可愛げ。少しローファイだったり、奇妙だったり、ほんの少しだけ隙がある方が可愛げがあるし、つい触りたくなっちゃうでしょ。規模でいえば小さい小さいゲームだけど、ずっと後ろ髪を引くような、愛されるゲームを作りたいなって思っています。……ということで、あと少しだけゲームやってきますね!
エルくん
最後までsukoshiでござった(笑) 「隙がある方が可愛げがある」、これはゲームだけじゃないかもしれないでござる!
エルくんの気づき
sukoshi gamesさんの話を聞いて、ひとつわかったことがある。
ゲームを作るのは、キャラクターをより深く知ってもらうための手段だということ。「コツコツ積み重ねて上へ向かう姿勢」と「ケーキを食べるキャッチーな一面」——観察によって発見されたエルくんの"らしさ"が、ゲームというかたちで体験できるようになった。
「あなただから」と選ばれるためには、感じてもらうことが近道なのかもしれない。
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制作・監修
デザインスタジオ・エル
ブランディングデザイン会社|長野
デザインスタジオ・エルは「超えるをつくる」を合言葉に「らしさ」をかたちにする、ブランディングデザインの会社です。
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