らしさとは?を楽しく学ぶ

ウル虎の巻

-十三の巻-その発信は、何のため?

発信を続けることが苦しくなるとき、たいてい「何のためか」が見えなくなっている。

前回、エルくんはクライアントに「発信の軸を一緒に整えましょう」と伝え、それはうまくいきました。でも、別の打ち合わせで、クライアントの以下のひとことでエルくんは詰まってしまった。

「発信を始めたいんですけど、そもそも何のためにやればいいのかが、よくわからなくて」

うまく言えなかった。事務所に戻って、社長に話した。

目的によって、正解が変わる

エルくん
エルくん
社長。クライアントから「発信は何のためにやるのか」と聞かれて、答えられなかったでござる
舵取社長
舵取社長
発信の目的は、何のためにやるかによって、正解が変わる
ホウホウ長老
ホウホウ長老
エルよ。発信の目的は一つではないのじゃ
エルくん
エルくん
……どういうことでござるか
ホウホウ長老
ホウホウ長老
たとえば、短期的に問い合わせや来店を増やしたいなら、届け方を変えたり施策を見直したりする必要がある。数字と向き合わなければならん
エルくん
エルくん
それはわかるでござる
ホウホウ長老
ホウホウ長老
でも、発信する習慣をつくることが目的なら、数字を追わなくていい。まず続けることに意味がある
エルくん
エルくん
目的が違えば、正解も違うでござるな
ホウホウ長老
ホウホウ長老
そうじゃ。目的が決まっていないまま発信を続けると、やる側も見る側も苦しくなる。「反応がない」「意味があるのか」という話になりやすいのじゃ
ベイ・ハクライ
ベイ・ハクライ
KPIのミスアラインメントがモチベーションのデグラデーションとエンゲージメントのディスコネクトをコーズするでごじゃる

(誰も拾わない)

エルくん
エルくん
目的を決めることが、続けるための土台でござるな

数字じゃない成果もある

エルくん
エルくん
……でも、フォロワーも増えない、来店にもつながらない。それでも意味があることってあるでござるか
ホウホウ長老
ホウホウ長老
あるのじゃ。以前、ある会社の社長がこんなことを言っておった
エルくん
エルくん
どんなことでござるか
ホウホウ長老
ホウホウ長老
発信を続けることで、社内の連携が強まって、社員同士の仲が深まった。それがうれしい、それが自分にとっての成果だ、と
エルくん
エルくん
なんと
ホウホウ長老
ホウホウ長老
そんな楽しそうな雰囲気が伝わったのか、「〇〇さんのところは、楽しそうに仕事をしている様子が伝わってきていいね」という理由で、仕事を発注してもらえたのじゃと
エルくん
エルくん
いい話でござる。数字はあとからついてきたということでござるね
舵取社長
舵取社長
わかってきたじゃないか
ホウホウ長老
ホウホウ長老
数字に出ない成果を、数字で測ろうとするから苦しくなる。その発信は誰に届いてほしいのか。届いたとき、何が起きてほしいのか。それが決まっていると、続けることが変わってくるのじゃ
エルくん
エルくん
数字だけを追いかけるより、自分たちの目的のために切磋琢磨したほうが、なんというか、楽しそうでござる
舵取社長
舵取社長
楽しい、は継続にもつながるからな

何のために発信するか

エルくん
エルくん
ということは、クライアントに最初に聞くべきことは「何のために発信するか」でござるな
舵取社長
舵取社長
そうだ
エルくん
エルくん
問い合わせを増やしたいのか、習慣をつくりたいのか、社内や身近な人に伝えたいのか。それによって、続け方も、測り方も変わるでござるな
ホウホウ長老
ホウホウ長老
目的が決まると、続けることが苦しくなくなる。何のためにやっているかが見えていれば、反応がない日があっても、揺れにくくなるのじゃ
エルくん
エルくん
発信を始める前に、「何のために」を一緒に考えることが仕事でござるな

この記事のまとめ

その発信は、何のためでござるか。

発信を続けることが苦しくなるとき、たいてい「何のためにやっているか」が見えなくなっています。

発信の目的は「フォロワーを増やすこと」だけではありません。発信する習慣をつくること、社内や身近な人に伝えること、社員が自社のことを誇りに思えるようにすること——それぞれが立派な目的です。

目的によって、正しい続け方も、正しい測り方も変わります。「反応がない」と感じたとき、まず「何のために発信しているか」を確認してみてください。目的が決まると、続けることが変わってきます。

よくある質問

発信の効果をどうやって測ればいいですか?
まず「何のために発信しているか」を確認することをおすすめします。来店を増やしたいなら来店数、採用に使いたいなら応募数、社内向けなら社員の反応——目的によって測るべき指標が変わります。フォロワー数は一つの参考値に過ぎません。
上司に「発信の効果が見えない」と言われます。
発信の目的と、何を成果とするかを最初に揃えておくことが大切です。「フォロワーが増えること」を目的にしていないのに、フォロワー数で評価されると苦しくなります。目的と指標をセットで合意しておくと、評価の基準がずれにくくなります。
小さな会社でも発信を続ける意味はありますか?
あります。大きなフォロワー数よりも、届けたい人にちゃんと届くことの方が大切です。たったひとりの「深いファン」と出会えたら、それだけで発信の価値があります。
-十二の巻- 3ヶ月やったけど、反応がないんですよね。 -エルくんの挑戦 四の巻- 答えは、参考サイトの中にはなかったでござる。

記事一覧へ

制作・監修

デザインスタジオ・エル

ブランディングデザイン会社|長野

デザインスタジオ・エルは「超えるをつくる」を合言葉に「らしさ」をかたちにする、ブランディングデザインの会社です。
Webサイト制作やグラフィックデザイン、企業理念やキャッチコピーのご依頼やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

デザインスタジオ・エルのブランディング事例はこちら

DESIGN STUDIO L.

©DESIGN STUDIO L.