僕らはSNSでモノを買う
『僕らはSNSでモノを買う』読了。著者のホットリンク・飯髙悠太さんが来年2月のSBWに登壇されることが決まったということで、今から楽しみです。主催側のJBN稲田さんが、Twitter上で飯髙さんに打診し爆速で開催決定する様子を目の当たりにして、SNSのすごさを見せつけられたのも個人的にはワクワクする体験でした。
知見まとめ
- UGCを起点に、ULSSASをうまく回し、売れ続けるサイクルを作り出す
- UGC=User Generated Contents。ユーザーが自分の意思で投稿したコンテンツ。モノが売れない時代を切り開く鍵。
- ULSSAS=UGC→Like→Search1→Search2→Action→Spread。SNS時代に、どのように情報が伝播するかを追いかけた結果生まれた概念。
- UGCが伸びると、指名検索が増える。売り上げに近いユーザーが増える。リスティング広告による入札の競り合いに巻き込まれない
- UGCの特徴 ①情報の信頼性が高い ②行動転換(態度変容)が起こりやすい ③シェアされやすい
- 自分たちから発信することを考えるだけではいけない
- 企業だけが情報の発信者になるわけではなく、さまざまな場所でUGCが生まれる。この自然発生したUGCを大きく広げることが大事。SNS利用している多くの「パーソナルメディア」にどう取り上げてもらうかがUGC起点のSNSマーケティング
- UGCを発生させ、広げることまで考える必要がある
- リスティング広告やSEO対策だけに力を入れるとこのアテンションが増えないので、じょうごの入り口が広くならない
- UGCのアテンションは、一過性で瞬間的なバズではなく、この商品よかった、あのサービス使いたいといった口コミが発生して蓄積されていくイメージ
- コモディティ商品やコンプレックス商品はUGC生まれにくい
- 300人以上のフォロワーがいるユーザーは、趣味や興味関心(インタレストグラフ)でフォローされている人。
- フォロワーの質を担保するなら、プライベートアカウントのフォロワーを増やす
- リアルな関係に近い濃密なつながり(スモール・ストロング・タイ)で拡散される情報は優先度・信頼度が高い
- SNSマーケティングで売り上げをアップさせる一番のポイントは、顧客にとってよい商品やサービスを磨き上げること
- UGCが自然発生しないときこそコンテンツマーケティングが重要になる
- オウンドメディアの一番の目的は、広告で届かない層にリーチすること
自分もいま、Twitterマーケティングはもっとも関心の高いジャンル。いまのところ案件ベースではなかなか機会がないのですが、個人アカウントで実践できるところはマネして、力をつけていきたい。