武士道
GWに行った九州歴史の旅につづき、夏は東北に行ってみようと計画中です。候補地は青森県八戸市、岩手県盛岡市、岩手県平泉町、宮城県仙台市、福島県会津若松市、福島県郡山市など。
南部氏、伊達氏、源氏、白虎隊…いろいろな文献を物色中ですが、まず着手したのが盛岡生まれの新渡戸稲造『武士道』。岩波文庫は僕には難しすぎて以前途中で脱落してしまったので、6年前に買ったDiscover Japanでの特集再読と、まんがで読破シリーズで。どちらもすごく面白いです。
明治維新を経て武士階級がなくなってから150年経ったわけで、武士道なんたるか、その精神性はどうしても薄れていくのだと思います。でもこうして読んで触れることで心に響くものがあるし、弓道で学んだことにリンクして共感できる部分があって、自分の行動規範を客観的に見つめ直すことができる深いテーマ。『花は桜木 人は武士』散った後も仄かな香りを残す桜花のように、日本人の矜持として今後も残ってほしいし語り継がれてほしいなと思いました。