九州歴史の旅へ
ずっと西日本方面への歴史を巡る旅をしたいなと思っていて、このブログでも関連エントリーをいくつかアップしていましたが、ようやくその第一歩が実現。佐賀→福岡→熊本→鹿児島→宮崎→大分と、九州6県をまたいできました。自分のルーツをたどりつつ、あとは趣味丸出しというか、西郷隆盛…もっというと西南戦争をめぐる旅を敢行。令和初日は、鹿児島で迎えることになりました。
行ったところのマップ作りました(歴史に関するもののみ)。
佐賀
祖父が佐賀出身で、父も幼少のころ過ごしていたということで父も連れていきました。父70年ぶり、僕初めての佐賀。佐賀城址で鍋島の殿様にも謁見(笑)。鍋島直正は学びにどん欲で、実行力があり、部下を大事にする人。尊敬してます。
熊本
熊本は熊本城と、西南戦争最大の激戦地といわれる田原坂へ。あいにくの雨でしたが、「雨は降る降る 人馬は濡れる 越すに越されぬ 田原坂」な情景を映し出した感じで、鎮痛な気持ちになりました。
鹿児島
西郷隆盛の故郷、鹿児島へ。城山、南洲扇洞窟、生誕地、終焉の地、南洲墓地、私学校跡、仙巌園など目白押し。どこもよかったですが、西郷隆盛、桐野利秋、別府晋介、村田新八ら2000人以上の将士が眠る墓地にはグッとくるものかありました。雨で城山から桜島見えなかったのは残念でしたが…。 鹿児島は当初レンタカーで巡ろうと思ったのですが、レンタカー借りに行くときに使ったタクシーの運転手さんが元観光バス運転手で、全部案内してくれることになり、結果マニアックな場所も連れて行ってくれて最高でした。そもそも鹿児島が都会過ぎて運転するのが怖くなっていたのでほんとよかったです(汗)
宮崎
西南戦争の重要拠点を弾丸で巡回。宮崎は、薩摩軍解散の命を出した宿陣跡、薩摩軍と官軍が戦った最後の激戦地である和田越決戦場へ。この旅をしめくくるにふさわしい場所でした。
西南戦争というひとつのストーリーを軸に、各所で起こった出来ごとに思いを馳せながら、また現地のタクシー運転手さんにあれこれ質問したり、マニアックな情報を教えてくれたりのやりとりをしながら巡るのが知的好奇心を刺激し、満たしてくれました。このブログは「学び」を軸に書いていますが、知って、訪れて、理解する。このことはすべて自分の肥やしになると、旅を通じてその思いがより強くなったなと思います。またテーマを決めて、学びの旅にでかけたいです。