NoteWebディレクター・ハラヒロシのブログ

白馬ジャンプ競技場での思い出 ’99

いよいよ平昌オリンピック開幕ですね。冬季オリンピックがはじまると、1998年の長野オリンピックの映像がたくさん流れてくるので、あのときの感動が呼び起こされます。僕が長野に帰ってきたのが1998年4月なので、長野オリンピック開催中はまだ東京にいました。地元でオリンピックの生の空気を感じられなかったのはとても残念。
入社した翌年ぐらいでしょうか、白馬村で開催されたスキージャンプ大会で、大会初日の様子を取材・撮影して翌日の朝に新聞として会場に配るという仕事をしました。現地では代理店の担当、弊社社長と僕が取材しながら台割決めて記事を書き、カメラマン(当時エルのビルの1Fに事務所を構えていた)が撮影。長野市のエル社内では先輩デザイナーが新聞紙面をつくる、という体制です。
いまでこそ撮った写真や原稿を簡単にネットで送信できますが、当時は携帯電話こそ使っていたものの、データ送信の壁は高かったので、白馬村から長野市へ車で情報を届けて(何回か往復したような気も…)、夜遅くまでかかって仕上げて、印刷して翌日の朝に持っていく…という、なかなかアツいことやっていたなと思いだしました。現地では、カメラマンが持っているものすごい望遠レンズを覗かせてもらって、選手の表情を遠くから捉えるという一場面を、いまでも鮮明に覚えています。
その時作ったデータないかなぁと、すでに退社してしまっている先輩のMOディスク(←懐かしい!)を漁ってみようと試みましたが(保管場所が寒くて)断念…。
写真は当時のものではなく、2010年の春に白馬にいったときのジャンプ競技場の写真。いやーいつみても白馬の景色は美しいな。