標識
小学校5~6年生のとき、交通安全子供自転車全国大会の地方大会である「須高子ども自転車大会」に出場したのですが(6年のときキャプテン)、自転車の技術を磨くために毎日練習していたので、友だちからは「チャリ」とあだ名がつけられる時期もありました。ぜんぜんうれしくはなかったですが…。
母校の高甫小学校は地区ではそこそこ強豪校でした。今年も県大会出場したみたいで、ずっと伝統が受け継がれているのはとてもうれしいです。この大会では学科試験もあるので、小学生でありながら交通標識も覚えます。以来、標識を見るのがクセになり、運転免許をとるときに役立ったのはもちろん、いまでも運転しながら標識の正式名称をつぶやいてしまうことも。ちなみに好きな標識は「追い越しのための右側部分はみだし通行禁止」。単に言い回しが好きという理由で。
そういえば、だれのかわからないけど会社の本棚に『ピクトさんの本』というのがあります。日本ピクトさん学会というところが編集しているピクトグラムの本。
「ピクトさん」とは、指示・注意・警告をメッセージする人物のことである。道路、駅、工事現場、デパート、各種施設。街のいたるところにピクトさんはいる。しかしおそらく多くの人は、ピクトさんがどれほど可哀想な存在であるかには気づいていないだろう。ピクトさんは、いつも酷い目に遭っている。転んだり、頭を打ったり、転落したり、はさまれたり。自らの体を犠牲にして道ゆく人に危険を知らせてくださっているのである。我々はその痛々しいメッセージを、敬意を持って受け止めなければならない。
おもしろいです。