母校の文化祭に行ってきた
7月1日(土)、久しぶりに高校の同級会。昼間は母校・須坂高校の学園祭「りんどう祭」を見に行って(卒業以来、24年ぶり)、夜は松栄寿司東口店で食事という、集合する口実バッチリな企画。すごく久しぶりに会うの人もいたけど、みんな全然変わってないし、空白期間をまったく感じさせないのが苦楽を共にしたクラスメートの仲というやつですかね。
NHKのドキュメンタリー番組でも取り上げられるぐらい有名になった巨大な「龍」。毎年「龍制作委員」を中心に半年以上かけて作り上げる伝統のイベントですが、今年の色は黒と金でした。いっきにタイムスリップです。
この日は残念ながらけっこうな雨のせいか来場者もまばらで、一番の目的だった弓道場は早々に撤退してしまったのか、すでに閉まっていました…(翌日、二日連続で訪問した友人が弓道公開の様子を送ってくれた。うれしい!)。
僕は龍制作には関わっていなくて、ルーム長として寸劇(クラスごとに9m×3.6mのバックボードを2枚描くという、かなり本格的イベント)などクラスをまとめる立場で動いていました。何週間もかけてみんなで絵を描いて、劇のストーリーを考えて、ダンスが得意な友人を中心にオリジナルのダンスを作り出し、毎日遅くまで練習するという絵に描いたような青春…。
それから、クラスごとに法被が割り当てられそれをオリジナルデザインで仕上げるのですが、僕たちのクラスは赤でした。そこで、赤でおなじみの某飲料ロゴに龍のシルエットをまきつけるというパロディなデザインで作ったら、その飲料を販売しているお店が広告料払うよと言ってくれて、1万円いただいたのです。結果論ではありますが、デザインとして対価が発生した一番最初の体験でした。
飲みの席で、あの法被を着れたのは誇らしかった、と皆が言ってくれたのが、泣けるほどうれしかったなぁ。
りんどう祭はじめ、すべての学校行事を学生の自治によって主体的に行うのが須高流。誰かの指示ではなく、伝統を受け継ぎながらしっかりと自分たちで考え、動くということをみんなが理解して実践していました。みんな社会でそれぞれ活躍していて、刺激を受けました。自分もがんばろう。