NoteWebディレクター・ハラヒロシのブログ

さとなおさんの講座を受講

信州の企業のためのWebサイト活用支援プロジェクト、「SHINSHU BRAND WAVE(信州ブランドウェーブ)」のWeb担当者・クリエイター向け講座・交流会『ファンベースやオーガニックリーチで届ける 伝わらない時代のプランニング(講師:株式会社ツナグ代表 佐藤尚之氏)』に参加してきました。
明日のプランニング 伝わらない時代の「伝わる」方法講座の内容はタイトルから想像できるとおり、さとなおさんの著書、『明日のプランニング 伝わらない時代の「伝わる」方法』をベースにしたお話になっていたと思います。2時間半で約350枚のスライド!本来なら数十時間かけてじっくり行うという内容をギュッとコンパクトに紹介いただいたとのこと。著書を事前に読んでいたので自分のなかでは全体のアウトラインがある程度できあがっており、より深く自分のものにしようという意識で拝聴しました。
前回書いたブログより

情報洪水の現代、世界に流れる情報量はゼタバイト(世界中の砂浜の砂の数ほど)に達した。そんな”砂の一粒”時代に、伝えたい情報を届けるなんて不可能であることを前提としなければならない。対して、国民の半分はネットをほとんど使わない”砂の一粒”以前の生活者である。「砂一時代の生活者」と「砂一時代以前の生活者」に分けて、マーケティングのアプローチ(「ファンベース」「マスベース」)を変える必要がある

ファン化の手法、アイデアの作り方あたりは特に重点的に、今抱えているクライアントの提案案件や自社の課題などを想像しながら、具体的にどうしたらいいかなという思いを巡らせていました。結局痛感したのは、さとなおさんが最初に示してくれた”伝えたい相手を見て、よく知ること”。「ファンベースやオーガニックリーチで届ける」ということを理解しつつ、土台となるのは”当たり前のことをちゃんとやろう”、”普通の感覚を大事にしよう”をしっかり持ち帰って、僕たちの”明日のプランニング”を実践したいと思います。