NoteWebディレクター・ハラヒロシのブログ

豪華絢爛な深志の舞台

毎年7月24日・25日に松本市・深志神社で行われる例大祭天神祭。今年は天満宮御鎮座四百年祭という記念事業ということで25〜27日開催とのこと。近くのサロンに来ていて、美容師さんに「立派な山車があるから」とおすすめされたので神社に足を運んでみました。
敷地の一角に、氏子町会の”舞台“が一同に会していました(※例祭に繰り出す山車のことを松本では舞台と呼ぶそうです)。

深志神社の古伝によれば、元和元年(1615)小笠原忠真公が大阪の陣の戦勝帰陣に際し、南深志十三ヶ町産子に命じ山車舞台を造らせ、社前に曳き入れて各々舞人をして奏楽せしめ、神輿二基、神官騎馬にて奉行警護し南深志を渡御された、と伝えられています。戦国の世が終わり、平和の時代の訪れとともに天神まつりと神輿・舞台行事が始まりました

美しさを競うように並べられた豪華絢爛な舞台。間近で見ると、人形、塗り、彫刻、金具…細部まで作りこまれた造形に見とれます。